【実録】田舎の実家じまい査定バトル!0円vs150万円の衝撃…4社比較で分かった買取業者のリアルと選び方

親が遺してくれた田舎の実家。築40〜50年が経ち、床は剥がれ、庭は雑草でジャングル化……。「そろそろ限界かな」と覚悟を決め、ついに実家じまいの売却に向けて動き出しました。

「田舎の古い家なんて、買い手もつかないしタダ同然で引き取られれば御の字か…」

そう半ば諦めかけていた私ですが、結論から言うと、4社に査定を依頼した結果、最終的に「150万円(不用品引き取り込み)」で無事に売却が成立しました!

しかし、ここに至るまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。 あえてぶっちゃけますが、WEBの広告でよく見る有名な業者の中に、耳を疑うような最悪な対応をする会社があったり、「査定額0円」と「150万円」という天と地ほどの差がついたり……まさにリアルなバトルの連続だったのです。

今回は、知識ゼロの素人が体験した「実家売却査定バトル」の全貌と、実際の売却成立までの流れを包み隠さずドキュメント形式でお届けします。

【我が家の実家概要】売れそうにない田舎の古家

  • 建物:2棟(約95㎡+約44㎡)※築40〜50年、床剥がれあり、一部リフォーム歴あり
  • 土地:2区画(約384㎡+約86㎡)※田舎では標準〜やや狭め、雑草がひどい状態

「はっきり言って見た目はかなり古いし、荷物も残っている。こんな家、本当に売れるのか?」 そんな不安を抱えながら、私は一気に 4つの専門業者(A社〜D社) に査定を依頼しました。

【査定バトル開幕】どうしてそこまで違のか?4社それぞれの対応

ここからの対応は、まさに各社の「本性」が出た部分でした。

1. A社:大手買取専門サービス(WEB完結系)

最初に申し込んだのですが、Google衛星写真での簡易査定を提示され、電話対応でもかなりすれ違いがありました……。
完全非対面でサクッと概算だけ知りたい人には向いているのかもしれませんが、「現地に来て親身に査定してほしい」という我が家のニーズには合いませんでした。

当事者の本音アドバイス 「WEBで完結」「Google写真で即査定」を謳うサービスは、対面の手間を極限まで省きたい人には向いているのかもしれません。ですが、思い出の詰まった実家を親身に評価してほしい人には、絶対にオススメしません。

2. B社:田舎の相続した訳あり物件に強い大手買取業者

30代半ばの男性スタッフが現地査定に来てくれました。丁寧ではありましたが、「僕のクライアントにはTVによく出る有名投資家がいて〜」と、なぜか自慢話を聞かされた印象で終了。「結果は後日連絡します」とのことでした。

3. C社:特に田舎の空き家などを扱う買取業者

20代後半の男性スタッフ。訪問前に「各部屋の写真を2枚ずつ撮ってメールしてください」と言われ、「写真じゃ分からんだろう……」とお断りしようとした瞬間、「急遽、現地に伺います!」と連絡が。無事に現地調査はしてもらいましたが、初動に少し不安が残りました。

4. D社:地元の空き家対策・再生専門業者

50代半ばのベテラン男性スタッフ。実は空き家になった当初からパンフレットなどを送ってくれており、一番積極性を感じていた会社です。話し方も物腰柔らかで、こちらの不安に寄り添ってくれる好印象な対応でした。

【査定結果の暗転】建物は「価値ゼロ」なのか「資産」なのか?

当日の話の中で、業者によって決定的な考え方の違いがありました。

  • B社・C社:「建物に資産価値はありません。解体撤去ありきで『土地だけ』の査定になります」
  • D社:「建物も十分に『資産』として考えて査定します」

同じ古い家なのに、見る業者によって「ゴミ(価値ゼロ)」とされるか、「使える建物」とされるかがパッキリ分かれたのです。

そして、後日届いた結果がこちらです。

業者名査定結果不要な家財道具の処分
A社論外(途中でやり取り拒否)-
B社査定額 0円(タダで引き取ることは可能)無料引き取りOK
C社査定額 0円(タダで引き取ることは可能)無料引き取りOK
D社総額 1,500,000円!無料引き取りOK

まさかの「0円」vs「150万円」!!

残り2社が「タダで引き取るのが限界」と言っている中で、D社だけが家屋と土地込みで150万円の値をつけてくれたのです。しかも、残った家具や荷物の処分費もコミコミ。

改めて、「相見積もり(複数社への依頼)を絶対にやるべきだ」と痛感した瞬間でした。もし最初から1社だけに絞っていたら、150万円をドブに捨てていたことになります。

【決断と本契約】手放す寂しさと、あっけないほどのスピード感

1週間ほど時間をいただき、家族と相談した上で、迷わずD社に売却の意思を伝えました。(他社様には丁寧にお断りの連絡を入れました)。

いざ「売る」と決まった瞬間、頭の中には幼少期の思い出や親の顔が浮かび、「本当に失くしてしまっていいのだろうか……」と激しい葛藤と胸を締め付けられるような寂しさが襲ってきました。

しかし、数日後に行われた本契約は驚くほどスムーズでした。 建物の一部が無登記だったり、古い書類の不備があったりしたのですが、プロのD社が手際よくサポートしてくれ、無事に契約完了。

その場ですぐに口座へ150万円が振り込まれました。

お金が入ってきた嬉しさ以上に、「あんなに長年家族を守ってくれた実家が、こんなにあっさりと手元から離れてしまうんだな……」という、何とも言えない切なさと淋しさがこみ上げてきました。

最後に無理を言って「細かい荷物を出すために、あと1週間だけ出入りさせてほしい」とお願いし、ご了承いただきました。

まとめ|実家売却を経験して分かった「たった一つの教訓」

こうして、我が家の「田舎の実家じまい」は無事に終わりを告げました。

今回の実体験から、これから実家を売ろうとしている皆さんにどうしても伝えたい教訓はただ一つです。

「絶対に1社だけで決めるな!最低でも3〜4社に現地査定をさせろ!」

WEBで完結するような手軽な買取業者(A社のようなところ)は、急ぎの人には便利かもしれませんが、大切な実家を任せるにはあまりにもリスクが高すぎます。

そして、同じボロ家であっても「0円」と「150万円」という信じられない差がつきます。 親身になって現地を見てくれ、建物の価値を見出してくれる良心的な業者に巡り会えるかどうか。それが実家じまいの成功と失敗を分けるすべてです。

皆さんもキレイゴトの広告に騙されず、必ず複数の業者を現地に呼んで、納得のいくパートナーを見つけてくださいね。

実家がなくなるのは寂しいけれど、これで毎年の固定資産税や管理の恐怖からは完全に解放されました。親もきっと「よくやったね」と空から褒めてくれていると信じています。

アロキ
アロキ

ちょっと負い目を感じるけど

「うちの実家、田舎すぎて一括査定サイトで断られたんだけど…」という方へ

実は田舎・過疎地の物件だと、大手の一括査定サービスでは「対象外です」と門前払いされるケースが多々あります。私自身がまさにそうでした。
一括査定に断られた時のリアルな対処法と、私が最終的に150万円の査定を出してもらうまでに使った専門業者については、以下の記事で詳しく解説しています。

参考にしてみて下さい!

【過疎地の現実】不動産一括査定は対象外?田舎の実家売却で断られた私が150万円で手放すまでの全手順

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